公益セクターの会計基準をめぐる情報


第4回 誤りのない会計処理のために


1.「ヒューマンライズ」におけるデータチェックの方法

(3)入力終了時点でのチェック方法
チェック用画面

「ヒューマンライズ」で仕訳入力を終了すると、マスターの更新を行う前に次のような画面が表示されます。


画面1

画面1

この画面で 4 を選択すると次のような画面が表示されます。


画面2

画面2

この画面で表示されている「1:現金・預金残高チェック」および「2:入力取引件数・金額チェック」が、「ヒューマンライズ」で用意している入力終了時点でのチェック方法です。


「1:現金・預金残高チェック」を選択すると、次のような画面が表示されます。


画面3

画面3

この画面では、入力済みのすべての仕訳が反映された現預金の残高が、登録された勘定科目ごと(口座ごとに)表示されます。画面に表示された残高と、口座ごとの帳簿又は通帳の残高を比較することによって、トータルとして仕訳入力が間違っていないかどうかを確認することができます。この方法はインプットミスを防ぐためのトータルチェックと呼ばれる方法ですがその意味は次頁「現金預金残高チェック」でご説明します。


「2:入力取引件数・金額チェック」を選択すると、次のような画面が表示されます。


画面4

画面4

この画面の下段に表示されている<本日分入力>には、その日入力した仕訳の件数およびトータル金額が表示されます。また、上段の<今回入力分>には、その日入力された仕訳のうち前回の更新終了後に入力された仕訳の件数およびトータル金額が表示されます。この画面と実際入力した伝票の枚数および金額を比較することによって伝票入力もれおよび二重入力の有無についてチェックすることができます。この方法もインプットミスを防ぐためのトータルチェックと呼ばれる方法ですが、その意味は次々頁「入力取引件数金額チェック」で説明します。なおこれらの画面は会計ごとに表示されますのでご注意下さい。




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