公益法人をめぐる情報


7.財務会計の位置づけ


1.一取引二仕訳


  • 複式簿記(企業会計)
    貸借対照表等式(貸借平均記入のルール)    
    貸借対照表科目の増減認識 両面観察
    剰余金の増減原因:収益費用科目
    (自己検証能力)    
  • 収入計算書の複式簿記
    資金残高表(貸借平均記入のルール)    
    資金科目の増減認識 両面観察
    資金残高の増減原因
    (自己検証能力)    

2.収支計算書の必要性


  • 行政での予算
    • 立法での議決、命令書
  • 公益法人における予算
    • 安定した収入にもとづく支出予算
    • 企業の損益予算との違い
    • 信用取引と資金の範囲
  • 区分経理(会計):検査等の委託、補助金、委託費
    • 資金の源泉毎の使途

以上、詳しくは、ヒューマンライズ「マルチメディア教材シリーズ」参照


3.予算管理の考え方


  • サービスの質を確保(安かろう悪かろう)
    • 予算を使いきること
  • もうけてはいけない
    • 収支均衡
経営努力によるコスト削減
      内部留保か
  サービス向上か
   
    競争・市場原理
  弱肉強食
  生産中心
   
    新たな観点
[生活.福祉.環境] [セイフティネット]
  • 牛のえさの10%で食料不足のカロリー分
  • 水道局がウォータービジネスに参加
  • 均衡ある国土の発展:
      均質比から特性重視へ
  • 育生林から緑のダムへ

4.誤まりのない会計処理


  • 一取引二仕訳の難しさ(論理チェック)(組み合わせ)(限定)
  • 正確性のチェックは自己検証(入力ミスのチェック)(ダブル.トータル.存在.摘要)
  • 外部監査に耐えうる処理。内部統制制度。予算管理。試差。移動増減。前期比較



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